防大の制服姿での彼のとデートから1週間…。
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この間、気づけば顔もみない、声を聞かない日常を送っていました。
土日のデートの予定の連絡もないから、きっと今週も忙しいんでしょう。
恋愛も分刻み…防大生との連絡事情
空きコマに、防衛大学のある横須賀まで会いに行ってしまおうか…と考えたりしましたが
「土日のみ外出できる」と言っていたことを思い出して、またスマホを眺めました。
こんなにじっと待つ恋愛なんて、したことがありません。
でも、気づいたこともありました。
連絡がくる時間の大まかなパターン…。
「おはよう」のあとに、返事がくるのは昼、それの返事がくるのは18時過ぎ。
「おやすみ。」は22:30~23:00。
基本的に平日はこの繰り返しだということに気付きました。
「大学生」なのに部活合宿なみの防大生活
それから彼の休日に、久しさに会えることになりました。
ここまで一週間、たまっていた話したいことを喋り終えて、また別れの時間が近付いてきました。
そういえば、と、あの「連絡パターン」について聞いてみました。
「どうしていつも同じ時間帯に連絡してくるの?」
彼は暫く考え込んで、私の質問に納得した後、細かに説明してくれました。
「起床ラッパ、一斉喫食、部活終わりの時間ですね…。」
「……いっせいきっしょく…?」
「お昼ご飯は生徒全員で食べるんです。」
「え…全員で?」
学食は基本的に全員で食べるだろうけど…
「はい。一年生が配膳して、生徒約2000人で一気に…その時が時間あくので…」
連絡がない驚きより、生徒全員で食べる昼食という方に驚きました。
「で、授業が終わった夕方16時ごろから部活が始まって、18時頃に終わるので、入浴するまでの時間に…」
「部活二時間もするんですか…?」
「はい…毎日、土曜日も。」
彼はちょっと困ったような顔をしました。
「そして1920から清掃、2230に消灯、で、本来は駄目なんですが…こっそり連絡してました…」
22時30分過ぎの「おやすみなさい」は結構意味のあるものだったみたいです。
分刻みの防大生活
それにしても、大変だろう勉強に加えて行動管理もされているなんて。
- 朝は6時起床
- 点呼
- 午前授業
- 昼は全員でごはん
- 午後授業
- 夕方部活
- お風呂
- 夜ごはん
- 清掃
- また点呼
- また自習時間
- そして寝る
なんて、息がつまりそう…!
中学校とかの部活の合宿を思い出す生活ぶりです。
そんな彼の生活を知って、私は毎日電話したいとは言い出せずになりました。
「お疲れ様…」
私は優しく彼の肩を叩きました。