開校記念祭の秋が終わり、冬があっという間にやってきました。
前の記事>>防衛大学校は休日も回数制?!1年生は0回、四年生21回!
防衛大学校の彼氏との冬休みはいっしょに過ごせるの?
わたしの大学はとっくに冬休みにはいっていますが、彼の方 防衛大学校はまだのよう。
冬休みをいっしょに過ごせるのか、いままでの経緯であの厳しい学校に冬休みという文化的なものがあるのか、疑問に思いながら過ごしていると
「明日から冬休み!!!!」
と彼からのLINEがはいりました。
「わー!いつまで?」
「三賀日くらいかなあ…」
もう12月も下旬なのに、三賀日までとは…。
「合宿はあるの…?」
「うん。ないとこもあるけどね。だから、とお子さんと大晦日までいて、家には2日くらいかな。」
ナチュラルに大晦日までいることは決まっているようです。
「もっとご実家に帰ればいいのに」
「うーん。」
開校記念祭で見せてくれた優しい彼のご両親の笑顔が甦ります。
「とお子さんもいっしょにいってくれるなら…」
冬休みの前に訓練があったらしく、珍しくでれ期がきています。
厳しい訓練や試験のあとはこういう言葉をかけてくる事が多いのです。
人恋しくなるほど大変な内容なのでしょう…。
防衛大学校は基本的にGW、夏休み、冬休みが存在し、それぞれの前に訓練やテストを設けていることが多く 学生たちは長期休暇を心待ちにするそうです。
防衛だ学校の冬休み
「お疲れ様~」
横須賀から、彼がリュックを背負ってやってきました。
普通の大学生からすれば短い短い冬休みですが、久しぶりに門限や特別外出回数を気にせずいっしょに居られる時間でした。
「疲れた…」
どたっとたおれこむと、彼はぐーぐー寝始めました。
「久しぶりなのに」
防大生にとっては彼女<休みのようです。
「おはよう」
やっと目覚めた彼は申し訳なさそうに、わたしを見て、過ごせなかったクリスマスディナーに連れていってくれました。
防衛大は特外のときに週番の人にお土産を買う
「本当に、長期休暇っていいなあ~」
彼は本当に嬉しそうです。
「やっぱり普通の外泊?とちがう?」
「そりゃあ~特外だと週番の人にお土産買っていったり、連続で時間気にせずってなかなかないからね~」
「しゅうばん?」
「毎週仕事として学校に残ってくれてるひとがいるんだ。点呼とか、放送とか。」
「大変だね…」
お土産を買っていったりは、いかつい防大生たちがやっていると思うとかわいい光景に思えます。
「ご実家に帰ったらゆっくりするんだよ」
「いや、近くの同期とスキーに行く」
冬休みでも、防大生は体を動かしたくて仕方ないようです…。
ちょっとあきれつつ、元気な彼らに感心しました。